19.好調
2000年9月5日(火)
9/10水沢競馬場で行われる青藍賞の登録馬が発表された。上山、新潟から2頭。ランニングメイトは優先出走権あり。バンチャンプ以下は、賞金順である。出走は確実だけど、菅原勲騎手はランニングメイトでしょうね。このレース、去年は2000mだったのに今年は2ハロン短縮の1600m。ミヤシロブルボンにはありがたくない距離だが、南部杯に出るにはここでは恥ずかしくないレースをしなければ。南部杯の出走枠は少ないからね。
(重)第8回サンケイスポーツ杯青藍賞/サラ系オープン/1600m/5日目/10R 14頭/10000、3500、2000、1500、1000 ナリタジュピター 56 齋藤隆(上山) セカンドゲス 56 河内(新潟) ランニングメイト 56 小西重 バンチャンプ 56 平沢芳 ミヤシロブルボン 56 千葉博 ビッグヘリオス 56 村上昌 ヤマサコンドル 56 村上昌 チアフルマスター 56 櫻田三 シリアスゲーム 56 田村光 アンダーライデン 56 村上昌 ハセノデジュール 56 小西重 イスズパワー 56 田村光 デュークマジック 56 千葉博 ベットモアマネー 56 福田
2000年9月8日(金)
9/10に行われる水沢青藍賞の出走枠が確定。ミヤシロブルボンの鞍上はやはり、三野宮通騎手であった。菅原勲騎手はランニングメイトに騎乗。ランニングメイトは幼少時、新井昭二牧場で育成していた馬。ミヤシロブルボンとは同期の桜である。昨年、南部杯の時に小西厩舎に伺った際、顔を撫でさせてもらったし、落ち着いた良い馬だと思っていたし、正直言って対戦したくなかった相手である。岩手生え抜きで、徐々にクラスを上げて6歳の今年A1に昇級、前走すずらん賞で初重賞を獲得。バンチャンプを破ったのである。
しかし!勝負に情けは無用。前2走の大外枠から、今回は真ん中と絶好枠。内のバンチャンプの鼻づらを叩いて、逃げ切りVといこうぜブルボン!
ミヤシロブルボン今度こそ、ぐわんばれ!
出走メンバー
馬 馬 名 性 齢 騎 手 斤量 厩 舎 前 走 1 バンチャンプ 牡 8 畠山信 56 (盛岡)平沢芳 盛岡8/27 みちのく大賞典 畠山信55 ダ20 2/9 485 2 シリアスゲーム 牡 6 山本裕 56 (盛岡)田村光 盛岡8/14 せきれい賞 山本裕54 芝16 1/11 447 3 ハセノデジュール 牡 7 関本浩 56 (盛岡)小西重 盛岡8/16 クラスターC 菅原勲56 ダ12 9/14 456 4 チアフルマスター 牡 8 佐藤雅 56 (盛岡)櫻田三 水沢7/16 IBC栗駒賞 佐藤雅55 ダ14 2/12 443 5 セカンドゲス 牡 6 酒井忍 56 (新潟)河内 盛岡8/16 クラスターC 酒井忍56 ダ12 10/14 512 6 ミヤシロブルボン 牡 6 三野通 56 (水沢)千葉博 盛岡8/27 みちのく大賞典 三野通55 ダ20 3/9 471 7 ヤマサコンドル 牡 5 小林俊 56 (水沢)村上昌 盛岡8/16 クラスターC 小林俊56 ダ12 5/14 454 8 デュークマジック 牡 7 千葉優 56 (水沢)千葉博 盛岡8/14 せきれい賞 阿部英54 芝16 9/11 453
9 ビッグヘリオス 牡 6 村松学 56 (水沢)村上昌 盛岡8/28 A1 村松学54 ダ16 1/8 444 10 ナリタジュピター 牡 7 村上忍 56 (上山)齋藤隆 上山8/01 A3 山田延55 ダ13 1/9 476 11 アンダーライデン 牡 7 草地保 56 (水沢)村上昌 盛岡7/29 A1 小林俊54 ダ16 2/9 506 12 ランニングメイト 牡 6 菅原勲 56 (盛岡)小西重 水沢7/02 すずらん賞 菅原勲54 ダ16 1/10 490
2000年9月10日(日)(青藍賞:水沢競馬場)
さて、今回も岩手競馬のホームページでライブ観戦。ミヤシロブルボンの鞍上は前走に続いて三野宮通騎手。菅原勲騎手はミヤシロブルボンと同じ釜のメシを食った仲のランニングメイトに騎乗。
人気はバンチャンプが1番人気。栗駒賞馬の新潟セカンドゲスが2番人気。すずらん賞でバンチャンプに勝ったランニングメイトが3番人気。我がミヤシロブルボンは5番と評価は低い。見返してやれミヤシロブルボン。
小雨の降る水沢競馬場。馬場は水が浮く不良馬場。そんな状態でレーススタート。内からシリアスゲームが飛び出し、2番手にハセノデジュール。ミヤシロブルボンは外側につけ3番手に。 すぐ後方を、内バンチャンプ、外チアフルマスターで先行。直後にセカンドゲス。2馬身ほど離れた7番手に淡々とランニングメイト。デュークマジック、アンダーライデンと続く。以下、ヤマサコンドル、ナリタジュピター、ビッグ ヘリオスという隊列。
3コーナーでシリアスゲームを交わして、ハセノデジュールが先頭に。ミヤシロブルボンはそのまま。ランニングメイトがここらで前に進出し、4番手を伺う。4コーナーを回って直線に。依然、ハセノでジュールが先頭。直線に入るとミヤ シロブルボンとランニングメイトが抜け出し、内からチアフルマスター、外からバン チャンプが食い下がる。4頭のデッドヒート。しかし、頭ひとつ抜け出したランニングメイトを交わすほどの余力はない。2着にミヤシロブルボンがクビ差で入る。粘ったというべきか、いや惜しいレースであった。
本日の結果
着 馬 馬 名 タイム/差 人気 体重 増減 1 12 ランニングメイト 1:40:3 3 502 +12 2 6 ミヤシロブルボン クビ 5 480 +9 3 1 バンチャンプ アタマ 1 490 +5 4 4 チアフルマスター 3/4 4 445 +2 5 7 ヤマサコンドル 1・1/2 10 467 +13 6 3 ハセノデジュール 1・1/4 7 455 -1 7 9 ビッグヘリオス 1/2 6 450 +6 8 5 セカンドゲス 1/2 2 515 +3 9 11 アンダーライデン 6 8 510 +4 10 8 デュークマジック 3/4 12 455 +2 11 2 シリアスゲーム 2 11 453 +6 12 10 ナリタジュピター 4 9 467 -9 (ダ1600m、小雨、不良)
返すがえすも惜しいレースであった。不良馬場であった分だけ前を捉えられなかったのかな。ランニングメイトはここに来てしっかり勝てるようになってきた。昨年南部杯の前のレースに出走してクビ差の2着であったように、大敗はしないが大勝もしない。全て3着以内と堅実な走りをするだけに、今年は南部杯の出走権を得てどんな走りをするか楽しみである。ただし、南部杯は菅原勲騎手はメイセイオペラに騎乗するので、鞍上の選定が鍵になるかな。
おっと、ここはミヤシロブルボンのコーナーでした。んー惜しい!しかし、ここのところ絶好調!次の対戦では絶対にランニングメイトに勝とうぜ!
目指せ南部杯!
2000年10月22日(日)(駒ヶ岳賞:盛岡競馬場)
前走「青藍賞」後、疲れが見られたため、南部杯を自重して立て直しを図ったミヤシロブルボン。その後は順調に回復したのであろう、新設の特別レース駒ケ岳賞に登録してきた。その後、メイセイオペラの「左前浅屈腱炎」による引退・種牡馬入りが報じられ、岩手の有力馬の1頭として、そのトップに立つべく、いよいよその責任は重大になってきた。ここはメンバー的にも負けられない一戦。
出走メンバー
馬 馬 名 性 齢 騎 手 斤量 厩 舎 前 走 1 マイネルノルデン 牡 9 畠山信 56 (水沢)遠藤陸 水沢 9/23 A1 草地保54 ダ18 6/10 485 2 マルケイソニック 牡 6 村松学 56 (水沢)小野三 盛岡10/07 A1 村上忍54 ダ16 4/10 453 3 アイアムアブラザー 牡 6 草地保 56 (水沢)遠藤陸 水沢 9/11 A1 草地保55 ダ18 1/8 532 4 ヤマサコンドル 牡 5 小林俊 56 (水沢)村上昌 水沢 9/25 A1 小林俊55 ダ16 5/10 472 5 ハセノデジュール 牡 7 三野通 56 (盛岡)小西重 水沢 9/10 青藍賞 関本浩56 ダ16 6/12 455 6 サカモトデュラブ 牡 8 関本浩 56 (水沢)伊藤 大井 9/27 東京盃 菅原勲54 ダ12 12/15 450 7 デュークマジック 牡 7 西康志 56 (水沢)千葉博 盛岡10/07 A1 菅原勲54 ダ16 1/10 452
8 グローバルゴット 牡 7 佐藤雅 56 (盛岡)櫻田三 盛岡10/09 南部杯 佐藤雅56 ダ16 12/14 520 9 エスケイタイガー 牡 6 村上忍 56 (水沢)村上実 水沢 9/23 A1 村上忍55 ダ18 9/10 512 10 ボニートダンサー 牡 7 沢田盛 56 (水沢)及川良 水沢 9/25 A1 沢田盛54 ダ16 1/10 470 11 ミヤシロブルボン 牡 6 菅原勲 56 (水沢)千葉博 水沢 9/10 青藍賞 菅原勲56 ダ16 2/12 480 今回も、岩手オフィシャルホームページのVDOライブで観戦。
レーススタート。スタート後、サカモ トデュラブがムチを入れて先頭に立つ。続いて、エスケイタイガー。少し離れて外にミヤシロブルボン。内にハセノデジ ュール、グローバルゴット、デュークマジックなどが続く。3コーナーで先頭のサカモトデュラブが後退。替わって先頭に立ったエスケイタイガーに4コーナーでミヤシロブルボンが競り掛ける。4コーナーを回って、ミヤシ ロブルボンが抜け出し、余裕の手応え。最後は軽く、追わずに1着ゴール。ヤマサコンドルが追い込んで2着。
本日の結果
着 馬 馬 名 タイム/差 人気 体重 増減 1 11 ミヤシロブルボン 1:26.5 1 485 +5 2 4 ヤマサコンドル 2 3 468 -4 3 8 グローバルゴット アタマ 5 521 +1 4 7 デュークマジック 1 9 454 +2 5 10 ボニートダンサー 4 8 462 -8 6 2 マルケイソニック ハナ 7 452 -1 7 5 ハセノデジュール ハナ 2 468 +13 8 3 アイアムアブラザー 6 4 531 -1 9 9 エスケイタイガー クビ 6 511 -1 10 1 マイネルノルデン 3 10 486 +1 11 6 サカモトデュラブ 大差 11 454 +4 (ダ1400m、晴れ、良)
軽く流して1着。しかし、3歳以来の特別レース勝ちを納めることができたのはよかったよかった。この調子で、次走は芝のOROカップ(11/5)か、ダートの北上川大賞典(11/19)でしょう。目指せ岩手トップ!
2000年11月15日(水)
11/19(日)に行われる「北上川大賞典」の出走馬登録馬が先週末の岩手競馬HPに掲載された。メイセイオペラ無きあと、岩手トップに押し出された格好のバンチャンプ、OROカップ覇者ロイヤルスター、マルケイゲイン、4歳トップクラスのトニージェントなど。また、青藍賞1着ランニングメイト、白神賞1着のハセノデジュール、桂樹杯覇者モリユウコバンの小西重征厩舎3頭。こちらは、2500mの距離適性で回避馬もありそう。
ミヤシロブルボンは疲れが出たのか現状万全ではないという噂も聞く。南部杯回避したくらいだから実際そうであろう。しかし、厩舎スタッフが大丈夫と判断すれば出走してくることは間違いない。自分の競馬をしさえすれば、久々の重賞獲得は間違いないだろう。不安は騎手がどうなるかだけ。
(重)第23回北上川大賞典/サラ系オープン/2500m/5日目/10R 15頭/15000/4500/2550/1950/1500 バンチャンプ 58 平沢芳 ハイフレンドピュア 58 佐藤利 ミヤシロブルボン 58 千葉博 ランニングメイト 58 小西重 グローバルゴット 58 櫻田三 トニージェント 58 村上実 ティエッチマインド 56 佐藤晴 アポテオーズ 58 小西重 モリユウコバン 58 志村文 アイアムアブラザー 58 遠藤陸 ロイヤルスター 58 小林義 マルケイゲイン 58 菅原右 ハセノデジュール 58 小西重 インターハント 58 櫻田勝 ビッグコマンド 58 佐藤正
2000年11月17日(金)
北上川大賞典の枠順発表。ロイヤルスター、モリユウコバンの芝組は回避。ミヤシロブルボン、長距離適性を活かせば好調のランニングメイトを負かすことも可能と見る。4歳トニージェントがどういう競馬をするのか。少々不気味ではあるが、、、
出走メンバー
馬 馬 名 性 齢 騎 手 斤量 厩 舎 前 走 1 ティエッチマインド 牡 6 小林俊 58 (水沢)佐藤晴 盛岡10/16 フレンドリC 小林俊55 ダ16 5/14 485 2 ミヤシロブルボン 牡 6 三野通 58 (水沢)千葉博 盛岡10/22 駒ヶ岳賞 菅原勲56 ダ14 1/11 485 3 ランニングメイト 牡 6 菅原勲 58 (盛岡)小西重 盛岡10/09 南部杯 菅原勲56 ダ16 6/14 507 4 グローバルゴット 牡 7 佐藤雅 58 (盛岡)櫻田三 盛岡10/22 駒ヶ岳賞 佐藤雅56 ダ14 3/11 521 5 ビッグコマンド 牡 6 西康志 58 (水沢)佐藤正 盛岡10/21 A1菅原勲54 ダ18 2/7 478 6 マルケイゲイン 牡 5 村松学 58 (水沢)菅原右 盛岡11/04 白神賞 村松学56 ダ12 4/10 454 7 トニージェント 牡 4 村上忍 58 (水沢)村上実 盛岡11/03 ダービG 村松学56 ダ20 3/14 492 8 バンチャンプ 牡 8 畠山信 58 (盛岡)平沢芳 盛岡11/04 白神賞 佐藤雅56 ダ12 2/10 490 9 ハイフレンドピュア 牡 6 沢田盛 58 (水沢)佐藤利 上山10/31 さくらんぼ記念 小嶋久56 ダ18 10/12 515
2000年11月19日(日)(北上川大賞典:盛岡競馬場)
今回も、岩手オフィシャルホームページのVDOライブで観戦。
盛岡競馬場、長距離2500mは向正面からのスタート。スタート後先手を取ったのはハイフレンド ピュア。マルケイゲイン、バンチャンプ、ミヤシロブルボンが先行集団を形成。以下、離れてグローバルゴット、ランニングメイト。離れた後方にティエッチマインド、ビッグコマンド、トニージェントが続く。
スタンド前でも、ハイフレン ドピュアが逃げていく。続いてにマルケイゲインとバンチャンプ。ここらでグローバルゴットが並び掛けていく。ミヤシロブルボンは先行集団の直後。やはり、距離を考えての後方待機策か。直ぐ後にランニングメイトが虎視耽々と追走。以下は変わらずビッグコマンド、トニージェン ト、ティエッチマインドという隊列。
向正面に入り各馬が動き出す。3コーナーでマルケイゲインが先頭に並び掛け、グローバルゴット、ランニングメ イトの鞍上もゴーサイン。トニージェントもスパートしてミヤシロブルボンは交わされる。4コーナーではミヤシロブルボンは相対的に後退の形勢。7番手にまで下がってしまう。直線勝負か?
マルケイゲインとバンチャンプが並んで4コーナーを先頭で回る。しかし直線、この2頭をグ ローバルゴットが捕らえて先頭に立つ。ランニングメイトが外目を追い上げる。一方、ミヤシロブルボンも再び外から追撃。しかし、グローバルゴットが完全に抜け出てゴールイン。2着に辛うじてランニングメイト。クビ差でバンチャンプ。ミヤシロブルボンは追い上げるも4着が精一杯。
本日の結果
着 馬 馬 名 タイム/差 人気 体重 増減 1 4 グローバルゴット 2:46.5 8 521 0 2 3 ランニングメイト 1・1/4 1 509 +2 3 8 バンチャンプ クビ
2 492 +2 4 2 ミヤシロブルボン 1/2 4 482 -3 5 6 マルケイゲイン 3/4 5 451 -3 6 7 トニージェント 3/4 3 490 -2 7 5 ビッグコマンド 5 6 481 +3 8 1 ティエッチマインド 10 9 482 -3 9 9 ハイフレンドピュア 7 7 515 0 (ダ2500m、曇り、稍重)
勝ったグローバルゴットとはほぼ同じような位置取りで、早目先頭に出られた分だけ負けてしまったか。4コーナーで後退した分だけ届かなかったわけで、もう少し前目の位置取りであればとくやまれる。長距離レースだけに、レース後の状態がどうなのか心配であるが、次走に期待しよう。