17.成長
2000年6月12日(月)
6/18の東北サラブレッド大賞典(東北地区交流)(盛岡:ダ2000m)の登録馬が決定したようだ
山形 セントアトラス、セントリック、セイカシミズダニ
新潟 テツノセンゴクオー、ハイテンションパル、スリーパーク
岩手 バンチャンプ、ユーコーマイケル、ダイワハンニバル、ミヤシロブルボン、ハセノヒカリ、キャニオンビューチ補欠 キタノタイトル
さて、鞍上はダイワハンニバルに取られちゃうのか?群馬記念の阿部英騎手は落馬、骨折だそうで。ここは6歳になって成長したミヤシロブルボンを是非とも見せて欲しいところだ。
チャレンジだぁ
2000年6月18日(日)(東北サラブレッド大賞典(東北地区交流):盛岡競馬場)
事前発表通りのメンバーが無事に発走ゲートに入ることが出来た今年の東北サラブレッド大賞典。人気は、昨年度岩手年度代表馬、バンチャンプが圧倒的な1番人気。離れて、ユーコーマイケルと、ダイワハンニバル。さらに離れてセントリック、スリーパーク、セントアトラスと続く。皆8歳馬だ。ミヤシロブルボンはなんと8番人気。見くびられたものである(哀)。前走の負け方が不甲斐ないと思われたのか。あれは、遠征疲れだと思うのだが。
いずれにしても、メイセイオペラが大井帝王賞に出走するため、今年はミヤシロブルボンにとってもチャンス。若い力を見せてやりたいもの。鞍上三野宮通騎手は昨年のマーキュリーCで手合わせしており、心配ないだろう。がんばれミヤシロブルボン!
出走メンバー
馬 馬 名 性 齢 騎 手 斤量 厩 舎 前 走 1 テツノセンゴクオー 牡 9 山田信 56 (新潟)横山 新潟5/07 豊栄記念 山田信55 ダ18 2/12 532 2 ミヤシロブルボン 牡 6 三野通 56 (水沢)千葉博 盛岡5/20 A1 菅原勲54 ダ18 3/10 474 3 ハセノヒカリ 牡 8 村松学 56 (盛岡)小西重 盛岡5/21 あすなろ賞 村松学55 ダ18 3/10 505 4 ユーコーマイケル 牡 8 小林俊 56 (水沢)村上実 盛岡5/21 あすなろ賞 小林俊56 ダ18 2/10 465 5 スリーパーク セ 8 熊木良 56 (新潟)高橋道 新潟5/07 豊栄記念 熊木良53 ダ18 1/12 460 6 セイカシミズダニ 牝 8 冨樫英 54 (上山)佐藤茂 上山5/05 新庄まつり特別 冨樫英55 ダ17 2/7 462 7 バンチャンプ 牡 8 佐藤雅 56 (盛岡)平沢芳 水沢5/07 シアンモア記念 佐藤雅57 ダ16 1/11 488
8 セントリック 牡 8 前野幸 56 (上山)鈴木次 上山5/23 A1 前野幸55 ダ17 2/7 437 9 セントアトラス 牡 8 長橋秀 56 (上山)松浦正 上山5/23 A1 小国博55 ダ17 1/7 480 10 キャニオンビューチ 牝 6 畠山信 54 (盛岡)大和静 盛岡5/21 あすなろ賞 畠山信53 ダ18 6/10 446 11 ハイテンションパル 牡 5 長谷川 56 (新潟)堀川 新潟5/21 あさかぜ特別 長谷川52 ダ16 3/9 497 12 ダイワハンニバル 牡 8 菅原勲 56 (水沢)千博次 水沢4/23 赤松杯 菅原勲55 ダ19 1/7 550 6/16の皇太后逝去により翌日の競馬開催は自粛。さらに翌日の本日ファンファーレは自粛となり、静かにレースはスタート。現場に行けない筆者は電話で聞いて、さらにVDOライブを見直すという観戦スタイル。
レースは4コーナーからのスタート。さっと先頭に立ったミヤシロブルボンが先頭を行く。外枠のダイワハンニバルも好スタートで直ぐに2番手につける。ハセ ノヒカリ、バンチャンプあたりが3番手追走。あとは良く分からない。
スタート直後.先頭に踊り出る 気分良く先行.鞍上三野宮通騎手
ミヤシロブルボン、先頭に立ってペースを落としレースはスローペースの様相。上手く逃げている。2番手ダイワハンニバルも虎視耽々とこの態勢から動かない。バンチャンプも3番手のまま。
4コーナーをミヤ シロブルボンが先頭で回る。上手く力を溜めている。そろそろダイワハンニバルが来るかと思ったところでバンチャンプがようやくダイワハンニバル に並び掛けてくる。しかし、今度はダイワハンニバルがバンチャンプを突き放して、先頭のミ ヤシロブルボンに襲い掛かる。バンチャンプは置かれてしまう。
最終コーナー.ダイワハンニバルが... 内で粘って、見事2着!
先頭に抜け出たダイワハンニバル。さらにセントアトラス、ユーコーマイケル が外から伸びて来る。先頭のダイワハンニバルに、尚もミヤシロブルボンが懸命に食い下がって1/2馬身と食い下がってゴールへ。ミヤシロブルボ ン2着。セントアトラスが3着。バンチャンプは4着に沈んだ。
本日の結果
着 馬 馬 名 タイム/差 人気 体重 増減 1 12 ダイワハンニバル 2:09.8 3 546 -4 2 2 ミヤシロブルボン 1/2 8 465 -9 3 9 セントアトラス クビ 6 471 -9 4 7 バンチャンプ 3/4 1 493 +5 5 4 ユーコーマイケル クビ 2 450 -15 6 1 テツノセンゴクオー 6 11 526 -6 7 8 セントリック クビ 4 438 +1 8 3 ハセノヒカリ クビ 10 505 0 9 10 キャニオンビューチ アタマ 12 441 -5 10 11 ハイテンションパル 3 7 476 -18 11 6 セイカシミズダニ 3 9 459 -3 12 5 スリーパーク 1/2 5 452 -8 (ダ2000m、晴れ、良)
上手くペースを落として逃げた鞍上の好騎乗ではあったが、2000mを逃げて粘ったミヤシロブルボンの根性に頭が下がる。やはり6歳を迎えて少しずつではあるが成長が伺えるようだ。次ぎは7/20マーキュリーCであろうか。交流競走で、メンバーはさらに強くなるだろうが、今日の根性を再び見せてもらいたいものである。
注)GreenChannelの映像をお借りしました。改めて、お礼申し上げます。
やっぱり強い!
2000年7月1日(土)(サラ系A1:水沢競馬場)
サラA1級、ダート1800mに寂しく6頭が登録。実は筆者は、今週の木曜から北海道入り。新井昭二牧場にお世話になっている。そこで、今回はいっしょに電話で岩手レーシングライブを聞いて応援することになった。鞍上は菅原勲騎手に戻って必勝体制。メンバー的にここはきっちり勝ってマーキュリーカップに弾みをつけてもらいたいところ。
レーススタート。ミヤシロブルボンはスタート直後、3番手あたりを行く。しかし早くも最初のスタンド前で先頭に立ち、そのまま逃げの体制。先頭に立ってからはアナウンサーは全く、ミヤシロブルボンの名前を言わない。レースが実際に見えないので気が気ではないのだが、これは焦点が2番手争いに移った証拠。シメシメと思いながら、電話に聞き入る。
ミヤシロブルボンがそのまま逃げ切り、ゴールしたところでやっと名前が呼ばれる。後で知ったのだが、10馬身差の圧勝。キタノタイトルが2着。金沢から移籍のトーシンイチバンが3着であった。やはり、ミヤシロブルボンは成長しているなあというのが実感。
その夜のビールの美味かったことといったら無かった。門別の「とねっこの湯」につかり、新井昭二さんの家で祝杯を上げられるとは何と運が良いのだろう。その夜は、帝王賞を勝ったファストフレンドの祝賀会が門別で催された。生産者、中前氏の家は新井さんの家のすぐ近くである。ミヤシロブルボンにもがんばって貰わねば...
頼むよブルボン!
本日の結果
着 馬 馬 名 タイム/差 人気 体重 増減 1 4 ミヤシロブルボン 1:57.0 1 473 +8 2 3 キタノタイトル 10 3 475 +1 3 5 トーシンイチバン 3/4 5 455 -22 4 2 トウホクシャダイ 1 4 481 +4 5 1 ニッポータキオン 4 2 510 0 6 6 ウィンラック 大差 6 460 +10 (ダ1800m、曇り、良)