ブルーマーブル「がんばる記」

2001年2月7日(水) 特選4歳 サラ系4歳
第12回船橋4日目 第5レース (ダ1,600m) 雨 重

出走馬

馬名 騎手 斤量 厩舎 前走
1 シャコーアジャスト 4 田部 55 (船橋)佐々功 船橋 1/11 千両特別4歳 田部55 ダ16 7/11 498
2 ナイキブロード 4 左海誠 55 (船橋)出川龍 船橋 1/11 千両特別4歳 左海誠55 ダ16 8/11 456
3 マルゼンフォーラム 4 音部 53 (船橋)金澤豊 船橋 1/11 千両特別4歳 音部55 ダ16 10/11 405
4 イソノモミジ 4 内田 53 (船橋)須永 船橋12/19 4歳 椎名廣53 ダ15 7/12 443
5 バービーライヒ 4 秋田 53 (船橋)木村騎 船橋 1/12 特選4歳 佐藤祐53 ダ16 1/12 435
6 カシワアケボノ 4 石井 55 (船橋)宮下雅 船橋 1/11 千両特別4歳 野口55 ダ16 11/11 521
7 ホウエイハヤブサ 4 張田 55 (船橋)佐々功 大井10/14 4歳 嶋村彰54 ダ16 12/12 487
8 ブルーマーブル 4 五十冬 53 (船橋)米山 船橋 1/11 千両特別4歳 佐藤隆53 ダ16 4/11 415
9 タケデンターボ 4 椎名廣 55 (船橋)溝邉正 船橋 1/12 特選4歳 大友勝55 ダ16 5/14 437
10 シヤナ 4 佐藤隆 55 (船橋)白川 船橋 1/12 特選4歳 佐藤隆55 ダ16 3/14 465
11 グローリカルド 4 石崎 55 (船橋)佐々功 船橋 1/11 千両特別4歳 佐藤祐55 ダ16 6/11 431

前走、特別戦で4着に終わったブルーマーブル。最後の直線で追い込んでも、後方からでは届かない。体の無い牝馬だけに、4コーナーまでに、なんとか前で競馬をしてもらいたいもの。2つ上の兄アトラスエースのもどかしい競馬が重なってくる今日この頃である。ともあれ、雨の船橋競馬場に向かった。今日は米山師から事前に話を聞いていて、北海道でブルーマーブルに調教をつけたことのある、北海道所属の五十嵐冬樹騎手が騎乗するとのこと。今日は北海道騎手招待日なのである。

鞍上:五十嵐冬樹騎手人気はパドックの最初の頃にはバービーライヒがずっと断然の1番人気。我がブルーマーブルは約30倍以上で8番人気あたりを低迷していた。こんなはずはないと不思議がっていると突然、ブルーマーブルの単勝オッズが3.9倍になって1番人気に躍り出た。笑ってしまったが、誰かが単勝をしこたま買ったのだろう、、、私ではありません。「おいおい1番人気かい」と思っていたら、だんだん他の馬のオッズが上がって来た。最終的には1番人気、バービーライヒ(3.0倍)、2番人気が同率でイソノモミジシヤナで単勝4.6倍。4番人気がグローリカルドで6.6倍。我がブルーマーブルは単勝7.0倍で5番人気であった。6番人気ナイキブロードまでが単勝10倍を切って7.2倍。以下は大きく離されて、タケデンターボが20倍。シャコーアジャスト、ホウエイハヤブサマルゼンフォーラムカシワアケボノと続いた。

雨のレース。ブルーマーブルは雨での成績が良くない、、、と考えているうちにレーススタート。先頭に出たのは3マルゼンフォーラム。1馬身差で7ホウエイハヤブサ、9タケデンターボと続く。さらに1馬身差で11グローリカルド、5バービーライヒ、4イソノモミジ、10シヤナあたりが続く。3馬身遅れて2ナイキブロード、8ブルーマーブル。8ブルーマーブルは後方9番手。6カシワアケボノ、1シャコーアジャストが最後方。そのまま、1コーナーへ。1−2コーナーでは各馬殆ど動かず。隊列は縦長に。

ゴール前、力が入るスタート直後向こう正面で後方から10シヤナが外目をまくってどんどん上がる。3コーナーではなんと先頭に立ってしまった。入れ替わるように3マルゼンフォーラム、5バービーライヒが後退してしまう。砂をかぶるのを嫌がったか?8ブルーマーブルも馬なりで6番手まで上がってきた。4コーナーで先頭は10シヤナで後続に3馬身差をつける。11グローリカルド、9タケデンターボが直後2番手に。4が上がって4番手。先行争いから下がってきた7ホウエイハヤブサが5番手に。続いて8ブルーマーブル、3マルゼンフォーラム、5バービーライヒ、6カシワアケボノ、2ナイキブロード、1シャコーアジャストの順。

4コーナーを回って直線に。こんな天気と馬場では先行有理。結局、10シヤナが押し切って1着。2着は11グローリカルドと激しい叩き合いを制した9タケデンターボ。3着11グローリカルドという結果。8ブルーマーブルは一旦、後退した後、直線鞭が入って盛り返し、6着であった。

レース結果6着ゴール

馬名 体重 増減 タイム/差
1 10 シヤナ 451 -14 1:42.5
2 9 タケデンターボ 429 -8 3
3 11 グローリカルド 441 +10 3
4 5 バービーライヒ 433 -2 1/2
5 4 イソノモミジ 451 +8 4
6 8 ブルーマーブル 414 -1 2
7 2 ナイキブロード 455 -1 1・1/2
8 1 シャコーアジャスト 511 +13 1
9 6 カシワアケボノ 521 0 1・1/2
10 7 ホウエイハヤブサ 518 +31 3/4
11 3 マルゼンフォーラム 401 -4 4

今日は天気と馬場が全て。こんな日もあるさと寂しく帰途に就く筆者であった。

後日談 :この日の敗因は落鉄だそうな。重馬場の時は、その泥にはまって落鉄をしやすいもの。スタート直後、五十嵐騎手は「ボコっ」という落鉄の音が聞こえたそうで、もう無理をしなかったとの弁。五十嵐騎手は北海道でブルーマーブルの調教をつけていただけに、その能力を高く買っているそうだ。船橋に遠征に来る際も、米山師に直接掛け合ってブルーマーブルに騎乗したいと言ってきたそうで、この日の結果を非常に残念がっていたとのこと。

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