アトラスエース「がんばる記」
2000年7月24日(月) ムーンビーチ賞 サラ系 B3 三
第7回大井5日目 第10レース(ダ1,600m) 晴れ 良
出走馬
馬 | 質 | 馬名 | 性 | 齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 前走 |
1 | 追 | メモリーバハマ | 牡 | 6 | 郷間 | 55 | (大)庄子 | 大井 7/12 アンタレス賞 郷間55 ダ17 7/14 460 |
2 | 差 | ハクシュカッサイ | 牡 | 4 | 内田博 | 55 | (大)荒井隆 | 大井 6/22 あじさい特別 内田博55 ダ18 3/13 465 |
3 | 追 | エスプリポット | 牡 | 5 | 今野 | 55 | (川)廣野 | 川崎 7/06 夏月特別B3 的場文55 ダ16 3/13 測定不能 |
4 | 逃 | モミジラッキー | セ | 7 | 張田 | 55 | (大)村上 | 大井 7/11 選抜B3 張田55 ダ16 2/13 462 |
5 | 差 | エムジーミラクル | 牡 | 5 | 佐々洋 | 55 | (大)田中利 | 大井 7/12 アンタレス賞 佐々洋55 ダ17 11/14 452 |
6 | 先 | テツサンディー | 牡 | 4 | 的場文 | 55 | (大)香取 | 大井 7/11 インバチェンス特別 的場文55 ダ17 1/12 442 |
7 | 追 | アトラスエース | 牡 | 6 | 一ノ瀬 | 55 | (川)大和明 | 川崎 7/05 盛夏特別B3 的場文55 ダ16 5/12 477 |
8 | 差 | コアレスマーチ | 牡 | 6 | 桑島 | 55 | (大)柏木 | 大井 7/12 アンタレス賞 桑島55 ダ17 10/14 480 |
9 | 先 | デオグラチアス | 牡 | 6 | 秋田 | 55 | (浦)内田友 | 大井 7/12 こと座特別C1秋田55 ダ16 1/14 467 |
10 | 先 | グローバルファイタ | 牡 | 7 | 山野 | 55 | (川)村田六 | 川崎 7/05 盛夏特別B3 山野55 ダ16 8/12 455 |
11 | 逃 | ケイシュウカラー | 牡 | 6 | 岩城 | 55 | (川)足立 | 大井 7/12 アンタレス賞 岩城55 ダ17 5/14 462 |
12 | 追 | タカブルーム | 牡 | 6 | 的場直 | 55 | (大)寺田 | 大井 7/12 アンタレス賞 左海誠55 ダ17 9/14 445 |
13 | 差 | ムテキジョオー | 牝 | 5 | 鷹見 | 55 | (大)石田 |
大井 7/13 いて座特別C1鷹見53 ダ16 1/14 501 |
8勝の殆どが1800m以上のレースであるアトラスエース、スタートダッシュの脚がないだけに、長い距離のレースが無いものかと常に危惧しながらのレース観戦が続いていた。やっと今回、大井の1800mのレースに出走可能となったのは喜ばしいこと。ここは絶対良いレースをしてくれるのではないか、勢い勇んでの大井競馬登場となった。
人気は、ハクシュカッサイ、モミジラッキー、テツサンディーとセン馬を挟んで2頭の4歳が上位人気。4番人気以下10番人気までは、ケイシュウカラー、ムテキジョオー、デオグラチアス、エムジーミラクル、アトラスエース、メモリーバハマ、エスプリポットであった。アトラスエースの鞍上はこのところ手綱を共にする一ノ瀬亨騎手。
レーススタート。激しい先行争いを制したのは4モミジラッキー。1コーナーへ先頭でなだれ込む。続いて1馬身差に11ケイシュウカラー。差が無く9デオグラチアス、2ハクシュカッサイ、12タカブルーム、5エムジーミラクル、6テツサンディーなども前々の競馬。7アトラスエースは何と、最後方。しかし、各馬の間は詰まって隊列は到ってコンパクト。1コーナーから2コーナーにかけて、5エムジーミラクルが徐々に前に進出、9デオグラチアスに並びかける。
向こう正面では先頭4モミジラッキーは変らず。2番手11ケイシュウカラー、3番手2ハクシュカッサイの順番は変わらず。5エムジーミラクルが9デオグラチアスを交わして4番手。どうしたことか、7アトラスエースは依然としてシンガリを追走。後方から1メモリーバハマも進出してきて、3コーナーでは5番手9デオグラチアスの直ぐ後ろまで迫ってくる。4コーナーで、先頭、4モミジラッキーのマージンは1馬身。4コーナーを回ったところで、直ぐ後ろに2ハクシュカッサイが迫ってくる。
残り150mで2ハクシュカッサイが追い込んできて4モミジラッキーを交わす勢い。もはや2頭のマッチレースの様相。各馬に跨る騎手が必死に鞭をふるう。しかし、残り100mで2ハクシュカッサイが力強く抜け出し、終わってみれば2着4モミジラッキーに1馬身半差をつける楽勝。2着は逃げ粘った4モミジラッキー、終始先行の5エムジーミラクルが3着。1メモリーバハマは追い込み届かずクビ差の4着であった。7アトラスエースは大外を追い込んだが、あえ無く7着。
レース結果
順 馬 馬名 体重 増減 タイム/差 1 2 ハクシュカッサイ 470 +5 1:41.2 2 4 モミジラッキー 462 0 1・1/2 3 5 エムジーミラクル 450 -2 2・1/2 4 1 メモリーバハマ 455 -5 クビ 5 11 ケイシュウカラー 461 -1 1・1/2 6 6 テツサンディー 440 -2 3 7 7 アトラスエース 478 +1 1/2 8 13 ムテキジョオー 502 +1 1 9 3 エスプリポット 463 0 3/4 10 8 コアレスマーチ 481 +1 1/2 11 9 デオグラチアス 463 -4 5 12 10 グローバルファイタ 452 -3 クビ 13 12 タカブルーム 446 +1 3/4
さて、今日の敗因は何か。ずっと4コーナーあたりまでシンガリ追走では勝ち目はない。器用さがないとは新聞紙の評であるが、展開が向きさえすればきっと浮かぶ瀬もあろうというもの。いつも言うことだが、テンに前に行けたらなあ...頑張ろう、アトラスエース!