リュウパープル「がんばる記」

2000年12月1日(金) 羽黒山特別 サラ系一般 A2B1
第14回宇都宮3日目 第9レース (ダ1,500m) 晴れ、良

出走馬

馬名 騎手 厩舎 前走
1 ヒラヨシリュウオー 7 早川 53 (宇都)仁岸進 宇都宮11/19 ひいらぎ特別B1 ダ15 山田博53 7/10 485
2 タケノストロング 6 柴嵜 54 (宇都)田畑勝 宇都宮11/01 秋明菊特別B2 ダ15 藤江53 5/11 453
3 スーパーリーチ 7 粂川 55 (宇都)平石勉 宇都宮11/22 シクラメン特別A2 ダ15 粂川55 9/9 538
4 リュウパープル 7 内田 55 (宇都)平石勉 中山 1/16 初凪賞900下 ダ18 高橋明52 15/15 532
5 ニコルボーイ 7 平澤 54 (宇都)川村孝 宇都宮11/19 ひいらぎ特別B1 ダ15 平澤則54 5/10 415
6 マロンスラヴィック 7 松本 54 (宇都)荒川嘉 宇都宮11/19 ひいらぎ特別B1 ダ15 松本55 3/10 442
7 モーレー 8 三井 52 (宇都)花塚進 宇都宮11/21 白菊特別B1 ダ15 三井55 3/10 475
8

マイネルスペクター

5 大木 54 (足利)早川行 宇都宮11/22 シクラメン特別A2 ダ15 早川順55 7/9 510

1月の中山出走後、宇都宮移籍とのJRA発表以来、音沙汰が無かったリュウパープル。出走歴の関係で途中、南関東に籍を置いた後、宇都宮に正式に移籍したことがわかったのが10月。ようやく今回出走の運びとなった。昨年暮れに心房細動を発症しているだけに、再び走る勇姿を見たいと、約1年半ぶりの宇都宮競馬遠征となった。写真斑出動!

鞍上:内田利雄騎手久々リュウパープル寒風吹きすさぶ上州の底冷えする競馬場に到着したのは出走45分前。前のレースの投票締め切り前のメロディが流れる中、急いでパドック前に並ぶ。しばらくすると、メインレースの出走馬がパドックに現れた。4号馬リュウパープルは、久々を感じさせない馬体でJRA時代よりも引き締まった馬体に見えた。事実、馬体重は前走比-24kgと大幅減。これでいいのかと思わせるが、2回も骨折しているだけに、体力に問題なければ馬体重は軽い方が良い。

人気は好調、ニコルボーイ。馬体重は無いのだが、全体に引き締まった体である。2番人気は、リュウパープル。中央900万下という実績が高評価を与えているのだが。競馬専門紙によると能力試験のできは、まあまあとのことに一抹の不安が。周りの競馬おじさんの評価もなかなかで、リュウパープルを買い目に加えようとしている様子が耳に聞こえる。3番人気以下は、マロンスラヴィック、スーパーリーチ、タケノストロング、ヒラヨシリュウオー、モーレー、マイネルスペクターの順。

鞍上はただいま宇都宮のリーディング、内田利雄騎手。ブライアンズロマン、ベラミロードの室井厩舎所属の名ジョッキーである。頼もしい!室井厩舎とリュウパープルの平石勉厩舎はすぐ近くに厩舎があるのでその縁かな?そういうことを考えているうちにあっという間に騎手騎乗。内田騎手が騎乗して、馬場へ。

返し馬はゆっくり。正面スタンド前から約1周半、速足でもなく駈足でもなく、ピョンピョン飛び上がるようなゆっくりとした駈足で周回する。集まれの合図の旗が振られて、他馬がゲート前に集合してもなお、はるか遠くで返し馬をしている。スタートに間に合わないよとやきもきしていると、やっとゴーサイン。コースを半周してギャロップで走ってきた。間に合った、、、

スタート直後スタンド前宇都宮競馬場は1周1200m。1500mのレースは4コーナー入り口付近からスタートする。レーススタート。飛び出したのは1ヒラヨシリュウオー。 1馬身半差で4リュウパープル、その内側に半馬身差で2タケノストロング。4番手は5ニコルボーイ、3スーパーリーチが並走。7モーレー、6マロンスラヴィックまでがひとかたまりの集団で追走。1馬身後れて8マイネルスペクターが最後尾。1コーナーから2コーナーにかけて各馬同じ位置砦推移。

向こう正面で4リュウパープルが前を伺う勢い。3コーナーでクビ差前に出る。5ニコルボーイが2タケノストロングをかわして3番手。2タケノストロング、3スーパーリーチが後退して7モーレーを先頭に4番手集団を形成する。4コーナーでは5ニコルボーイが先頭。半馬身差で内に4リュウパープル、外に7モーレー、直ぐ後ろに1ヒラヨシリュウオーが追走という体勢で最終コーナーを回る。

直線に向いて4リュウパープルの脚色は伸びない。先頭の5ニコルボーイと脚色のいい7モーレーが叩き合いを繰り広げるが、アタマ差5ニコルボーイが制して1着。2着は7モーレー。我が4リュウパープルは最後100mの伸びを欠いて3馬身差の3着。

レース結果3着ゴール

馬名 体重 増減 タイム/差
1 5 ニコルボーイ 415 0 1:40.0
2 7 モーレー 478 +3 アタマ
3 4 リュウパープル 508 -24 3
4 6 マロンスラヴィック 442 0 2
5 2 タケノストロング 460 +7 1/2
6 1 ヒラヨシリュウオー 487 +2 1・1/2
7 3 スーパーリーチ 532 -6 クビ
8 8 マイネルスペクター 510 0 1・1/2

休み明け3着は立派なものでしょう。しっかり走れることを証明したことが収穫だった。宇都宮A級は結構強い馬がいるというし、今後の活躍に期待したい。レース後、厩舎でリュウパープルに会ってきました。元気!

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